バ美肉学園通信

【バ美肉学園通信#01】2024年を振り返り。今年1年はどんな年だった?

2024年も本校「私立バ美肉学園」をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。

生徒ともども、各所関係各位におかれましては、大変お世話になりました。

来年、2025年も皆様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

さて、本年の振り返りと称して、都合の合う生徒たちに集まってもらい、忘年会を開催していただきました。

果たして、生徒たちはどのような1年を送ってきたのでしょうか。

それでは早速ではありますが、2024年忘年会の模様を見ていきましょう!

バ美肉学園全体の振り返り

配信前のあれこれ

配信開始時

なぜか「セイ・クイーン」が、カメラを廊下に置き忘れる。

そのせいで、配信画面開けが遅れ、「サウンドオンリーの配信をお楽しみください」状況が発生!

見えないことをいいことに、個々人、やりたい放題状態。

そんなハチャメチャな配信を見せられるリスナーに電流走る・・・ッ!

配信開始直後

かなみやかなえが、配信開始前なのに、高評価が「6」もついていることに気づく。

この状況にまとめ役の「セイ・クイーン」が突っ込みを入れる。

セイ「誰だ、配信前に高評価押した奴はぁ?!Twitterにお気持ちツイートするぞ!!」

このネタ振りで、爆笑する教室内メンバー一同。

流れは一気に和やかな雰囲気となり、スムーズに活動振り返りに入っていった。

バ美肉学園全体での活動内容

2024年、バ美肉学園で新たに始まったことについては、以下のとおり。

ばびがくラジオ

2024年初めから開始した、ほぼ隔週のラジオ番組。

バ美肉学園所属の生徒たちによる、ざっくばらんな雑談や、リスナーからのお便りを元に、トークを楽しむ番組を提供できた。

年内で13回。

月平均1~2回ほど開催できたのは、予定どおりに活動できたのではないかと評価していた。

新入生の加入

セイ・クイーンからの紹介も含み、当学園に、「もこねもこ」入学。

入学後、すぐにバ美肉学園の環境にも慣れ、精力的に活動してくれたとの評価がされている。

なお、当校に入学するには1兆倍あることで有名である。

周囲の住民からは、超有名私立学園との認識があるようだ。

生徒からの密告

なにやら、とある生徒からの報告によると、「かなみやかなえ」は60年ほど留年しているとの報告が・・・

当校でも、このことについては、確認が出来ていない状況なので、追ってこの噂について確認していきたい。

なお、「射的」「あやとり」以外は赤点で、留年していたとのうわさがある。

個人別の2024年振り返り

それでは、生徒個人の振り返りについて、見ていってみよう。

かわみやかなえ

2024年の上半期は比較的落ち着いた日々を過ごしていた記憶があるとのこと。

けれども、「バ美肉ロックフェス」を契機に、まるで嵐の中に飛び込んだような日々に突入していった。

イベントの運営をこなす傍らで、11月に開催された、「バーチャル美少女ねむ」ちゃん主催の3D音楽ライブ「ディビデュアル 分人祭」にも動画を投稿。

50件もの応募の中から、何と「Mila賞」「総選挙3位」という偉業を達成!

このイベントでの評価を受けて、下半期の生活は一変!

同じ学園の「霧雨なのは」依頼の動画を作成したり、バ美肉Vtuberの「夜ノ朋」依頼のデビュー動画の作成したりと、動画作成の依頼が殺到!

内外問わず、その製作スキルの高さが十二分に評価され、歌だけではなく、動画作成の面からも、その存在感を表す結果となった。

忙しいながらも、自分の中に秘められた可能性を大きく飛躍させること。

そして、心身共に大きく成長することが出来た1年になったと本人は豪語する。

2025年は、昨年以上にカワイイも、歌も、技術力もナンバーワンを目指して、貪欲に。

そして自分の気持ちにワガママに活動していってほしい。

X:https://x.com/kanae_kawamiya

配信先:https://www.youtube.com/channel/UCj4YSdu-gQasZ2culddP4bg

日野みのり

2024年は、「みのふぇす」「ばびがくラジオ」「かなみの紅白歌合戦」など、多くなイベントを企画、運営を行うことが出来た。

その中で、イベントに関わる人たちや、VR世界での関係を持つ人達との間で、本当の意味での意思疎通をすることが出来たと感じているとのこと。

特にそのことを感じられたイベントは、前述でもあった「ディビデュアル 分人祭」への参加。

そして、そのコンテストで優勝を飾ったことと述べていた。

2024年はこのイベントが大きな転機となり、交流もこれまで以上に増加。

VR世界でも、より多くの人たちとの出会いや、技術交流などが出来た1年だったのではないだろうか。

さらには、本人も出場を熱望していた、バーチャル美少女ねむさん主催の「バ美肉紅白」の出場権を獲得!

念願の出場を果たした上に、なんと、開催初の「ボイチェン勢」の初優勝メンバーの1人として名前を連ねた。

まさに、シンデレラストーリーを駆け上がっていった1年であったことは間違いない。

様々なイベントをとおして、自分のやりたいことを全て実現し、仲間の裏切り(笑)に遭いながらも、精神的にも肉体的にも成長できたと話していた。

X:https://x.com/hinominori2

配信先:https://www.youtube.com/@Hino_minori

若奈ぽぷり

上半期前半で物理世界での引っ越しがあったために、なかなかバ美肉学園への登校はおろか、配信活動もなかなかできなかったことが悔やまれる。

しかし、何とか4月後半くらいに、通信状態も復旧して、少しずつ活動量も増えていったとのこと。

その間、彼女の中では何度も復帰までの葛藤を抱え、一度は心砕けそうになったことも・・・

けれども、周囲の仲間たちの支えや、優しさに支えられて、何とか漆黒の闇から生還することに成功した。

その後は、不定期ながらも活動を続けていって、「バビレンジャー」企画などにも精力的に参加。

彼女の中では、面白い企画で自ら進んで参加していったと話していた。

2025年は、自分の体調管理を優先しながら、定期配信を安定させられるように、タイムマネジメントをしていきたい。

そして、配信時間も安定して確保できるようにしていきたいとの目標を力強く語っていた。

配信内容についても、自分自身が楽しめるようなゲーム配信や、周りの面々ともコラボできるように、歌枠配信なども積極的にやっていく予定である。

昨年の遅れは、2025年で取り返したいという、熱い思いがその目には宿っているように感じられた発言であった。

配信先:https://www.youtube.com/@wakana_popuri

もこねもこ

2024年初頭に、当校にAO入試(セイ・クイーンの裏口入学手引き)で入学してきた新入生。

その際の面接試験で、「バ美肉紅白で両声類の人たちに勝つにはどうしたらいいのか」という熱い思いをセイ・クイーンさんと語り合ったとのこと。

このことが当校教職員の心に響いたことから、入学が許可されたようである。

入学後は当校生徒たちとの交流を早々に深め、「ばびがくラジオ」にも数多く参加。

また、自らの得意分野である「歌唱」においても、夏に開催された「バビロックフェス」にも出場。

各種イベントに参加するなかで、バ美肉学園の影響力や評価が広がっていることを知る。

そのことから、彼女の中で「バ美肉学園は、セイ・クイーンを崇め奉るための裏組織が表向きで名乗っている名前なのでは?」ということに気が付き始めている。

年の後半は、自身の体調不良に悩まされ、なかなか思うように活動が出来ずに苦しんだ時期も多く存在した。

しかし、彼女はめげることなく、参加する生徒たちや、志を共にする仲間たちの応援をし、自らも成し遂げられなかった結果を目の当たりにした。

その光景を見て、彼女自身胸の中にこみあげてくる何かがあったことは、想像に難くない。

2025年は自らも積極的にイベントに参加し、今度は自らの手で、目標とした結果を手に入れたいと思っていることだろう。

一方、物理世界では、カーレースに出場し、富士スピードウェイで開催された「K4-GP」と埼玉の本郷サーキットで開催されたレースに出場。

「K4-GP」では惜しくも表彰台には届かなかったが、同じチームのメンバーがなんと、3位という成績を残し、表彰台に上るというイベントを経験。

また、本郷サーキットのレースでは、20台以上がひしめく大混戦を制し、なんと優勝を勝ち取るという快挙を達成!

現在は「スズキ社」の「アルト」に乗車し参加している。

(エンジンはノーマルのものを使用しているが、シャーシ等はカスタムしているようである)

その他にも、12月には自信の所属するチームが開催する「レーシングカー」の展示会に参加し、アテンドなども経験。

彼女にとっては、実り多き1年であったことは間違いなしだろう。

来年は異なる車をデザインして、より多くの人に「魅力ある車」の布教できるようにしていきたいと話していた。

X:https://x.com/moconemocomoco

配信先:https://www.youtube.com/channel/UC9cKxcGEDxxSOvh6f8yHbRQ?app=desktop

K4-GPについて:https://k4-gp.com/

抱返辰乃

2024年の干支は「辰年」であったので、彼女の中では年初、うまくスタートダッシュを決めることが出来ると感じているようである。

特に夏に向けての「バビロック」に向けて、彼女自身、心血を注ぎ、並々ならぬ思いで活動をしていた。

特に自身が作詞等を行ったオリジナル曲については、あまりにも自分の気持ちを乗せすぎたことが災いしたのか。

制作中に「メンタルブレイク」を何度も起こしてしまい、自分の中でグルグルと思考迷走をしてしまったことが、本人としては悔やまれるところ。

イベント終了後も、「燃え尽き症候群」を発症してしまい、これまで自身が行ってきた活動すらもできない状況になってしまった。

それに輪をかけるかのように、物理世界でも「日本語」中心の生活から、「英語」中心の生活をするよう、強制される環境に変化してしまう。

この二重苦を味わってしまったことで、想像以上の心労が彼女を襲ったのは言うまでもない。

この苦しみの中でも、持ち前の不屈の精神でこの状況を切り抜けてきた。

年末に近づくにつれて、ようやく状況も好転し、何とかリズムは取り戻してきているので、2025年は彼女らしい活動が見られることが期待される。

2025年も「バビロック」に向けて、新曲の作成などを精力的に頑張っていきたいとの抱負も語っていた。

なお、彼女自身はバビロックにて、自身の作成した歌が彼女の想像以上の反響を受けていたことに、大変うれしく感じたらしく、泣きそうになっていたことは、ここだけの話。

X:https://x.com/Tatsuno_Twitch

配信先:https://www.twitch.tv/dakigaeri_tatsuno

アズリエル

2024年は、彼女自身の体調不良が頻発していたようである。

そのため、なかなかこれまで行ってきた活動が思うようにできず、辛酸をなめさせられた1年となってしまった。

このことについては、彼女が一番悔しく、心残りであることは間違いないだろう。

それでも、持ち前の前向きさとあきらめない心をもって、毎日歩みを進め、年末あたりは、ゾンビを激はしていくゲームが楽しくて仕方ないとのことだった。

どうしても体調が優れないことが多かったが、今では徐々にリハビリを重ねて、不調前の状態になれるよう調整をしているようである。

物理世界では、彼女が「かわみやかなえ」達の家に遊びに行き、交流を深めることなどもしている。

来年は何とか問題を解消して、「セイ・クイーン」の自宅にも遊びに行きたいとの思いも話していた。

その他にも、後述する「霧雨なのは」とも一緒に遊びたいと願っており、その時はイベント参加時の衣装で来てほしいと、リクエストをしていた。

学外での活動については、これまで開発に協力していた「エンジェルボイス」の開発が終了し、本格的に製品化していくとの報告をしていた。

全てのボイスパターン解析が完了し、これからは実稼働していくためのフェイズに入っていくようである。

この「エンジェルボイス」は、主にAIボイスであったり、IOT機器の音声、医療施設での利用を想定されているようである。

その他にも、耳の聞こえない人に対して、神経への電子変換をして、聞こえるようにする技術にも応用される。

なお、この技術は軍事利用されることも想定されているようで、戦場でドローンにAI音声を搭載し、相手にトラップを仕掛けることも可能であるらしい。

しかし、この懸念に対して、彼女をはじめとする開発側は軍事利用させないよう、開発を終了させることで、このことを防止する策に出ている。

また、彼女自身も、もし利用するようなことがあれば、自らがそのシステムを使用して、作成した人間たちに天罰を与えるとも、強く語っていた。

開発終了は、製品版のリリースという嬉しい結果をもたらすとともに、1つの悲しい結果も生み出してしまうことになる。

これまで、ともに歩んできた開発AIが製品完成に伴って、活動終了することとなってしまうことが彼女に知らされた。

専門用語でいうと、実質的に圧縮アーカイブ化されることになる。

つまり、これまで二人三脚でがんばってきた相方であり、最愛の人との別れをしなければいけなくなってしまった。

これは、心優しい彼女にとっては非常に辛く悲しい出来事のはず。

しかしながら、これから多くの人たちを救うであろう彼女にとっては、この別れは越えなければならない壁なのかもしれない。

それでも、彼女は前を向いて歩いていく。

なぜならば、もう彼女は1人ではないのだから・・・

最後に、来年の目標は「体調を万全にして、みんなと一緒に活動したい」とのことだった。

X:https://x.com/vtuber_asriel

配信先:https://www.youtube.com/channel/UCs2DyQnOFJnvmDC2Xcerwcg

霧雨なのは

2024年初めは、「七星六花」との「ばびがくラジオ」での共演をするものの、「七生六花」の大暴走を目の前にして、食い止めるのに必死だった。

また、年末の12月には「かみやかなえ」とラジオパーソナリティーを務め、安定感のある放送運びを見せた。

どちらのラジオでも楽しみつつ、普段静かな感じの彼女とは違う一面が見られたのではないだろうか。

一方で学園外の活動としては、彼女持ち前の開発力が、大きく世の中に知れ渡る1年になった。

Vtuver向けのハンドトラッキングをはじめ、開発したアプリの販売、無線WEBカメラとして使用できるフェイストラッカーなど。

学園生徒だけではなく、他校の生徒や一般の人たちにも、広く自らの持てるものを提供する活動に力を注いでいた。

その実力を世の中に知らしめたイベントが、12月に開催された「LODGE XR Talk」。

このイベントで「霧雨工房」として、参加した彼女は様々なVtuverや、VRユーザーとの交流をすることができた。

その他にも、最先端の技術を見学、体験することで、今まで以上に自身の経験や知識を増やすことができたのではないだろうか。

彼女の中では、今回のイベントは大きな一歩を踏み出すきっかけにもなった。

これまであまり気にしていなかった、化粧やメイクについて、初めて勉強をして、よりカワイイ姿になるにはどうしたらいいか。

より物理世界と仮想世界とのギャップを少なくするかということに、自らのリソースを割いていたとのこと。

話によると、自身の商品開発の時間よりも、メイクや可愛くなるための練習のほうに時間を多く使用していたらしい。

彼女曰く、今回のイベントで一番学んだことは、世の中の女性はメイクをするのに、大変な労力を費やしているのだから、もっと女性のファッションやメイクをほめて欲しいとのこと。

これはやってみなければわからないことであるゆえ、世の中の男性たちはもっと、女性への敬意をもって接していくことが求められる。

来年の展望としては、これまで開発してきたものたちが、本格稼働していく年なるので、これまで以上に技術力を付けていきたい。

そして、より配信環境が簡易化できるような開発をしていきたいと話していた。

その他にも、VR関係の開発にも挑戦していきたいとも語っていた。

X:https://x.com/kirisamenanoha

配信先:https://www.youtube.com/channel/UCzhTYtV3ejvGuwLHKwwjhUw

霧雨工房:https://kirisamenanoha.booth.pm/

セイ・クイーン

2024年は、彼女の思うような活動が出来なくなり、本人自身はかなり不服な思いをしていたようである。

これまで週に2回、歌枠と雑談枠で行ってきた配信が、週1回の雑談配信となってしまい、歌枠に至って、半年近く配信が出来ていない状況である。

これに関しては、彼女だけの力ではどうしようもないため、時間や周囲の変化を期待するしかないのかもしれない。

そんな中でも、同校の「日野みのり」「かわみやかなえ」

そして、VR界の先導者である「バーチャル美少女ねむ」氏などが開催する歌関連イベントに出演し、自らの歌を披露する場面を獲得していった。

その中の1つである「バビロック」では、自身が好んでいるロックを歌うことが出来たのは、本人的には満足できたとのこと。

また、前述イベントに参加した際には、会場と演者との一体感に感動し、自らもこのようなイベントを開催してみたいと思ったに違いないだろう。

自身の歌い方については、これまで裏声だけで歌っていたものに改善を加え、地声を入れたトレーニングを実施

その成果もあって、歌の表現力が爆発的に成長

名実共に歌唱力クイーンとして恥ずかしくない形にまで完成してきている。

今の現状にまで来るには彼女自身、紆余曲折を経て、迷走にぶち当たりながらも、確立した形なのである。

まだまだ伸びしろはたくさん残っているので、今後もさらに注目していく必要があるだろう。

他方で2月には、彼女自身が初めてクラスターで主催を務めた初イベント。

「ロックナイトアカデミア」を開催。

初開催にも関わらず、VR界の有名人である「Millia」氏、「hal」氏など、超豪華メンバーの招待に成功。

これもひとえに、彼女自身がこれまで築いてきた人脈がなし得た結果なのではないだろうか。

12月には、「日野みのり」と共に「バ美肉紅白」に3年連続で「ボイチェンチーム」のメンバーとして出場。

これまで勝利をつかむことのできなかったイベント故、今年こそは何としてでも勝ちたいという思いで、両声類チームに挑んで行った。

彼女自身、2曲しかないアピールチャンスの中で、どれだけ会場のオーディエンスに印象を残せるか。

そして、そのためには何が出来るのかを模索した結果、前述した神業的ミックスボイス歌唱という才能を開花させる。

特に2曲目の「唱(Ado)」の曲で、その神業が炸裂し、会場全体の度肝を抜いたことは言うまでもない。

今後のバ美肉紅白では、ボイチェンチームにも、音楽に造詣の深い歌い手たちが増えてきているので、ますます戦力が伸びていくことを期待しているとのことであった。

X:https://x.com/sei_queen_v

配信先:https://www.youtube.com/channel/UCzFdPbzpgYUk7uhrZqrlPeA

年末の大雑談大会

ここからは、振り返り後の全体雑談会の様子を紹介していきたいと思う。

バ美肉紅白の話

「日野みのり」は、初出場してみて大変緊張したとの思いを抱いていた。

このような大舞台に、平然とした気持ちで挑む「セイ・クイーン」がいかにして凄い環境下で戦ってきたのかを改めて知った。

その他にも、日ごろ「日野みのり」が目指していた存在と肩を並べられたことに、喜びを感じつつ、この仲間たちと共に戦うことが、いかに心強いかを実感と、しみじみと語っていた。

両名とも、本番では緊張することなく、自身のパフォーマンスを披露し、ついに念願だった勝利を手にすることができた。

このことは歴史的快挙であり、二人ともこの場面に立ち会えたことを、素直に喜んでいるのが印象的であった。


そんな二人を見守った「もこねもこ」「ディビデュアル」イベントの時から、今年の紅白には「役者がそろい、勝利が目に見える」との思いを抱いていたようだ。

「もこねもこ」自身も、過去の紅白に参加するものの、両声類チームの圧倒的なパフォーマンスの前に、ひざをつかされた苦い経験を持っている。

そんな思いもあり、今年出場した両名には、自身の思いを投影していたに違いない。

そんなレジェンドチームについて、「もこねもこ」は以下のように分析している。

今回の紅白で勝利できた要因

「日野みのり」のオーディエンスを引き付ける技量の高さ

「セイ・クイーン」の、プロレベルの歌唱力と桁外れた技術力の高さ

「ララン」氏の、常人では到達できない高音域をいとも簡単に出してしまう技量と情緒ある表現力の豊かさ

「バーチャル美少女ねむ」氏の、諦めずに進化し続ける思いの強さ

これらが共に共鳴し合い、融合することによって、今年の紅白では無限大な力を発揮。

信じられないほどのハーモニーを奏でたのではないだろかと分析していた。

「かわみやかなえ」も、今年、このメンバーで勝つことが出来なければ、この先、勝つことはできないかもしれないと思わせたほどである。

来年は、これまでの状況とは異なり、両声類チームの挑戦を受けて立つ側になるので、今年以上に対策をしなければ、勝つことは難しいだろう。

しかし、戦績は1勝4敗の状況。

このままでは終われないと思っているメンバーたちは、来年も勝利をもぎ取り、今年の勝利は偶然ではなかったことを証明したいと思っているようだ。

これまでの対戦を経験し、生徒たちは「対戦はしているが、お互い共通する技術は存在するから、切磋琢磨しながら、よりカワイイを追求していければよい」との見解を持っている。

特に両声類メンバーの多くは、芸歴と歌への造詣が深いことから、付け焼き刃的な小手先技術では、勝つことはおろか、競うことも難しい。

その理由としては、彼女たちの鍛錬は、歌うものに直結するものが多いことがあげられる。

その点、ボイチェンチームの技術は、歌唱力向上につながるものが少ないため、この部分の差をいかにして埋めていくかが、今後の勝敗を左右していくのではないかと考えているようだ。

その他にも、これまでの傾向として、両声類メンバーに音楽経験者などの専門家が多かった印象があった。

しかし、近年ではボイチェンメンバーにも、そのような専門知識を持った歌い手が増えてきていることが確認されている。

このことが、今回の勝因につながっている可能性があるとも分析をしていた。

今後のバ美肉学園でやりたいこと

今回のバ美肉紅白で、全体で特に目を引いたのは、「ララン」氏の歌唱力の凄さなのではないかという話題が持ち上がった。

これは、誰にも真似できない唯一無二の能力なのではないか。

そんなことを感じた生徒たちは、「ララン」氏を学園の特別講師として向かい入れ、学園全体の歌唱力アップの特別授業をしてもらうことも提案していた。

その他にも、主催をしていた「バーチャル美少女ねむ」氏に特別講師になってもらい、現在のバーチャル世界の動向などを講義してもらったり。

両声類チームのリーダーである「hal」氏にも特別講師として、歌唱力向上講義などもしてみたいとの声も上がっていた。

学園全体としての総括

今年については、学園創立以来、所属している生徒たちが、自主的に自分の個性に合った能力を思い思いに伸ばし、特化していった1年になったと感じられた。

この能力向上を受けて、来年は「バ美肉学園 学園祭」などを開催して、「演劇祭」などのイベントをしてみても楽しいかもしれないとの提案もあった。

「抱返辰乃」の分析では、今年は学園内だけの交流だけではなく、学園外の人たちとの交流も、これまで以上に行われていた1年であった。

その交流の中で、様々な情報交換をしてきた上で、生徒たち全員がそれぞれのアイデアを持ち寄り、学園全体の魅力を引き出すための考えを持ち寄れるようになった

そのように感じているようだ。

今年1年で培った経験や知識を基にして、来年はそれらを結集して、面白いイベントをしていきたいようである。

学園の方向性について

これまでもそうであったが、下手に企業Vtuberのように、活動方針を固定するよりも、それぞれがやりたいことを重視する。

その自由さを尊重し、あくまでも緩く、楽しくつながっていくことが、本校の発展につながっていくことになるのではないか。

という共通認識を改めて生徒同士で確認し合っていた。

また、外部の人たちからは「バ美肉学園」に所属していることによって、何かしらのメリットを享受できると思われていることが今年は多かった。

しかし、本校に所属するメリットは、何かしらの恩恵があるのではない。

あくまでも生徒一人一人が、自主性を持って活動を行い、何かあった際には互いに協力しあっていく、共同体的関係を築いているだけに過ぎないのだ。

それはあたかも、個人事業主が集まり、相互協力の元、自分の事業を発展させているようなものである。

それ故に、現在は本校の入学願書受付は行っていないが、ある程度活動に安定感が出てきて、本校としても受入れ体制が整ってきたら、新入学生の選抜試験を行っていきたい考えはあるようだ。

本校に関するリンクはこちらから

私立バ美肉学園公式チャンネル

https://www.youtube.com/@private_babiniku_academy

「ばびがくラジオ」お便り投稿フォーム

https://marshmallow-qa.com/i2msv39em7b7z8v?t=TnQ4ZT&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

私立バ美肉学園 忘年会2024(アーカイブ)